ARTICLE: 災害資本主義の発動 二度破壊された神戸から何を学ぶのか?

本論文はナオミ・クラインの「災害資本主義」という概念に依拠しつつ、3.11の復興に付随する「大規模な社会的再編」について歴史的脈絡に即して分析した論考である。筆者によると、1995年に発生した阪神淡路大震災で破壊された神戸の街は、「復興」の名目のもとで組織的に公共事業などによって再び破壊され、震災の後に起きた自然と災害をめぐる科学論争も経済と行政権力の論理によって蹂躙された。筆者は、このような大災害を契機とした「組織的収奪」を促進する「災害資本主義」が3.11後の日本でも発動され、「総力戦体制の構築が行われる」と警鐘を鳴らしている。

本:ノーマル・アクシデント(日本語要約)

Editors’ Note: This is a Japanese translation of a Teach 3.11 annotation. We invite volunteers to translate and/or contribute content in Korean, Japanese, and Chinese languages. Thank you. 『ノーマル・アクシデント:高危険度技術とともに生きる』 Perrow, Charles. 1984, 1999. Normal Accidents: Living with High-Risk Technologies. Princeton University Press.